就職活動において履歴書を書くことは多いですが、それがどのように見られているか考えたことはあるでしょうか? 履歴書は、学歴や職歴など実際に書いてある内容はもちろんのこと、その書き方自体も見られます。間違えた文字を強引にごまかして書いていれば「この人はこうやってごまかすタイプか」と思われかねません。まだ会ってもいない段階でマイナスイメージを持たれてしまっては損になります。
そこで今回は履歴書の書き方について、また書いた後の面接についても注意すべきポイントを紹介します。
1.履歴書の書き方のコツ
1-1 時間をかけて丁寧に書く
履歴書は重要な書類のため、手書きの場合は時間をかけて丁寧に書くよう心がけましょう。字の上手下手ではなく、丁寧に書いているか、適当になっていないかが見られます。誤字脱字にも気を付けましょう。西暦や年号は特に間違えやすいため注意が必要です。実際に書き始める前に一度下書きをして、よく推敲することをおすすめします。
1-2 今までの経歴を詳しく書く
転職する場合は過去に就いていた仕事やその経歴についてもしっかりと書きましょう。中でも転職回数はよく見られるようです。どのような理由で退職したのかは、これから雇う側からすると気になる点です。基本的には「一身上の都合により退職」という理由で大丈夫ですが、特別な理由がある場合は書いておきましょう。
また過去の職場でどのような立場だったか、どのような仕事をしていたかなども詳しく書くことが大切です。
1-3 志望動機は意欲が伝わるように
最後に志望動機です。就職・転職にあたり非常に大切な点なので、ここはしっかりと書くようにしましょう。今まで自分がどのような経験をしてきたのか、それを活かしてどう仕事をしたいのか、今後自分がどうなりたいのか。なるべく具体的に書いて自分の想いを伝えましょう。履歴書はいわば『最初に自分をアピールするための顔』になります。面接に進んだ際、面接官の方に「ああ、あの履歴書の人か!」とプラスのイメージを持たれるくらい、心を込めて書きましょう。
2.面接時に注意すること
2-1 身だしなみや持ち物
面接時の仕事環境にかかわらず、面接は基本的にはスーツか、それに準じるようなフォーマルな服装が基本です。足元もスーツやジャケットに合わせ革靴などが良いでしょう。またスーツに革靴でも、サイズが合っていなかったり、着こなしが崩れていたり、髪がボサボサではマイナス印象です。鏡を見てキレイに整えましょう。
持っていく荷物が少なかったとしても、当日にパンフレットや資料が配布される場合もあるので、カバンはA4サイズの紙が入る程度のものが好ましいです。
2-2 余裕をもって到着するように
5分前には会場に到着するようにしましょう。遅刻はもちろんNGですが、企業側にも準備やスケジュールがあるため早すぎるのも問題です。遅れる場合は事情をきちんと説明しましょう。
2-3 スマートフォンの設定を変える
忘れがちですが、面接中にスマートフォンが鳴るのはNGです。マナーモードでも静かな面接会場では振動音が気になるため、サイレントモードにするか、心配であれば電源をオフにしておきましょう。
2-4 質問はよく考えてから
気になっている点を聞けるチャンスですが、よく考えてから質問しましょう。例えば企業HPで大きく掲示している内容を質問すると「下調べしていないのでは」と思われてマイナス印象になってしまうことも。事前にしっかりと下調べをしておき、そのうえで気になったことを聞くようにしましょう。
まとめ
面接先企業はあなたのことを知らない状態で求人募集をしています。そのため初めての接点となる履歴書や、初めて会うことになる面接時の印象が非常に大きな影響となります。特に緊張する段階では普段通りに喋れなくなったりすることもあるため、事前の入念な準備が必要です。しっかりと下準備を行い、スムーズに事が進むように心がけましょう!
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